2018/06/13

渡航先での注意点

Hallo! ダブル更新になりますが、Mittwoch担当です。歯学科研究実習初のドイツ派遣です。



まず派遣先選びですが、
ドイツ語が全くわからない!って人、ドイツは選ばない方が無難です。ベルリンやハンブルク、ケルンなど大都市は英語が比較的通じますが、北欧程英語の通じる率高くないです。あとは掲示読めないoderアナウンス聞き取れないと死にます。私は初日慣れずに死にました。

手続きですが、
他の方が書いていることと概ね同じです。ただ法律にうるさい国ではあるので、研修規約の書類にサインさせられます。この研修規約が厄介で、全部ドイツ語です。連邦法やEU法の引用なんかがあり、めちゃくちゃ難しいです。(二外ドイツ語選択程度ではまず絶対に読めません。)
しかし、大丈夫!
私とシンチンガー先生でUKE研修規約の英訳と和訳を作りました。なので、二外ドイツ語選択の人は安心してUKEに行けます。
(他の細かい手続きや書類なんかも英語だったりドイツ語だったりしますがこの辺はなんとかなるでしょう。他の大学のことはわかりませんがそもそも現状ポストがないです。)

正直生活面のあれこれを書くと長くなるので次回書きますかね。今回は渡航のお話をします。

渡航ですが、
なんてことはないです。他の方が書いてる通りです。しかし、空港は下手な繁華街よりも危ないと思った方がいいです。日本人を狙った詐欺?やスリが非常に多いです。あとヨーロッパでは余りないと思いますが、Baggage claimで荷物がなくなるなんてこともよくある話です。
Hamburg hbf.などの旅行者の多い駅では旅行者を狙ったスリやカツアゲが多いので注意ですね。
私は2度声をかけられましたが、あいつら、やり口が巧妙なんです。

「現金がない、絶対に神に誓って返すから○○ユーロ貸してくれ。」

「今クレカしかなくて現金払いできないから立て替えてくれないか?」

「○○団体の者だけど、アンケートに答えて欲しい(アンケートに書いてるうちにすられます)」

などと言ってきます。道を案内してくれるなど、優しくしてくれることもあります。ですが、

絶対に何を言われてもyes, jaなんて言ってはダメです

「倍にして返すから。」などと粘ってくることもありますが、

「困ってるなら一緒に警察行こう。彼らなら力になれる。」

と言えば大抵去ります。基本的に英語で話しかけてきますが、プロは日本語をある程度覚えていて日本語で話しかけてきます。

またこれは犯罪ではないですが、日本人という理由でナンパされることが多いです。のこのこついてっちゃダメです。ナンパ?俺は男だから大丈夫!絶対にそんなことはありません。
たまに奇声発してる人や大きい物音が聞こえることもありますが、野次馬してはダメです。日本とは交通事情が違うので横断歩道以外で渡るのは余程狭い道でない限り避けた方が安全です。道路、Autobahn(高速道路)は勿論、一般道も割と古い上に皆かなり飛ばすので急に止まれません。まぁこの辺は日本と同じでしょうか。

物騒な話が多いですが、とても大事なことなので書きました。
研究室の関係者は沢山助けてくれますが、最終的には自分の身は自分で守らないといけません。基本的にBコースの派遣国派遣都市の治安は良好ではありますが、日本人をターゲットにしている人たちはどこの国でも少なくないように感じたためまとめました。次回はもっと楽しい話が書けるといいなと思います。

ではでは~、Tschüss(^^)/~