2018/07/25

ドイツの公共交通機関【ドイツ:UKE】

Hallo, Mittwoch担当です。 
今日はドイツの電車事情について書こうと思ったけど写真がないのでやめます。ビールの話でもします。



 まず日本も同じですが、ドイツのビールは二種類にわけられます。

・ラガー…下面発酵。ピルスナーやシュヴァルツなど。日本で言うとアサヒやプレモルがこれにあたる。コンビニで買える日本のビールはほとんどこれ。 

・エール…上面発酵。IPAやヴァイツェンなど。日本では水曜の猫(ベルジャンホワイト)やよなよなエール(APA)など。キレやのどごしよりも香りや味わいを楽しむものが多い。 

また、エールやラガーと並べるのは違う気もしますがフルーツビールもあります。 

・フルーツビール…ビールに果汁や果物を加えたもの。アルコール度数が極端に低い(大抵2.5%) 日本だとサンクトガーレンのフレーバーやフルーツブルーイングが該当する。ビール苦手な人でも飲みやすい。 

とりあえずイメージは掴めたかと思います。そんなん常識だよって人もいると思いますがここからが本番です。 ではまず主流のラガーから行ってみましょう。

ラガー


Pilsner
 
日本で一番入手しやすいスタイルのビール。最もスタンダードなビールのスタイルと言っても良いかもしれません。風味よりもキレやのどごしを味わうのが日本では主流だけど、ドイツでももちろんドライな味は変わらずごくごく飲めてしまいます。ビアガーデンやパーティでビールを頼むと大体これが出てきます。水より安いのもこの手のビールですね。ちなみにドイツで一番飲まれている日本ビールはアサヒスーパードライです。


Schwarz
その名もシュヴァルツ。ドイツ語で黒という意味。実際、液色はブラックコーヒーのような黒褐色をしています。ギネスの姉妹品のように思いますが、ギネスはスタウト(エール)、このシュヴァルツはラガーに属するので似て非なるものです。味はアメリカンブラックコーヒーやカカオ100%チョコレートに似た苦味とコク、香りがあります。ラガーながらローストしたモルトの甘味が感じられる場合もあります。かのゲーテが愛したとか言われたりしますが正直どうでもいいです。


エール


Weizen

ドイツ語で小麦を意味するWeizen、白いビールを意味するWeissbierと呼ばれます。小麦のモルトを使用しています。液色は薄い金色で、フルーティなエステル香、抑えられた苦味、パンのような香ばしい後味が特徴のビールですが、全体的に薄い印象があるのも否めないです。非常に飲みやすいビールですが、他のビールに比べて酸味が強いのも特徴であり、例えばベルリーナーヴァイセだとラズベリーや甘い香りの植物のシロップを加えて出されるものもあります。


IPA
ホップからくる強い苦味が特徴のIPA. ドイツのIPAはなぜかシリーズものになっているものが多く、同じIPAながら、違う味や限定の味が楽しめたりします。苦味が強い、ものによっては薬草臭がするなど上級者向けのビールとも言えますが、味の濃い肉料理に最も合うのがこのIPAだと思います。ドイツソーセージ(Wurst)と合わせても美味しい。瓶がカラフルで結構可愛いですね。

Fruit-beer
ビールの製造過程で果物や果汁を加えたものがフルーツビール。ビアカクテルとの違いはいまいちわかりませんが、アルコール度数も低く、フルーティでジュースのような飲みやすさから、ビールが苦手な人もかなり飲みやすいものだと思います。シトラス系のフレーバーが多いですが、林檎(Apfel)なんかもあったように思います。


とりあえず、ドイツのメジャーなビールを簡単に紹介しました。ドイツのビールは水より安いと言うのはあながち嘘ではなく、Astraのビールは水のように薄いですが、並大抵の水や炭酸ジュースよりも安いです。
現在ではAlkohol-freiと書かれたノンアルビールも沢山、それも安く売られています。ノンアルやフルーツ系、コーヒー系、ドライ系、苦味や香りを楽しむものから、自分のスタイルに合ったビールを見つけやすいと言うのもドイツビールの魅力だと思います。

ドイツに来た際にはお酒が苦手な人もビールをあまり飲まない人もビールが大好きな人もこの個性豊かなドイツビールに挑戦してみては!?


でわでわ~ciao~~.