ワールドカップ、最後はフランスの勢いが凄かったですね!
先週の土日月はフランスに行っていたので凄い瞬間に立ち会うことが出来ました。
何故フランスに?という話ですが、7月7日から29日にかけて、世界で最も大きな自転車レースであるツール・ド・フランスがフランスで開催されています。8月にバカンスを取る予定が無いので、代わりにツール・ド・フランスに行こうかな…と思っていた所、世界一周中の親友が一緒に行ってくれることになったので行ってきました。
今日のブログは趣味全開です。興味の無い人にはつまらないと思います…。
行きは車ごと電車に乗って運ばれて行きました。
こんな感じで30分ほど揺られたら着くのですが、めっちゃ酔いますこれ…
そして辿り着いたのは第9ステージのゴール地点であるRoubaix(ルーベ)
日曜日の第9ステージ観戦の下見を土曜日にやってしまおう。という魂胆です。
街の至る所にツール・ド・フランスのフラッグ/ポスターが貼ってあり、
観客避けの柵もスタンバイ。
ゴール地点になっているのはパリルーベのゴール地点として有名なベロドローム付近。
ということで、ベロドロームも行ってきました。
このクラスのベロドロームが屋外に+誰でも走れる状況で設置してある。
のは凄いですね。
ベロドローム前の小さな博物館横の売店の一番良い所に2004年のマニュス・バックステッドのポスターが飾ってあり、始まる前から大興奮でした。
そして観戦場所に選んだのはゴールから数えて6番目のパヴェ。
パリルーベでも使用されるパヴェです。
ここを観戦場所に選んだのは
・あまり難易度が高くない(落車は見たくない)
・アクセスが良い(終わったら簡単に移動出来る)
・写真映えしそう
という3点だったのですが結果的に大成功。
レース当日は朝9時にパヴェ横に車を置きスタンバイ、ちょくちょく通る下見中のチームカーを横目にキャラバン隊が来る時間まで車の中で寝ていました。
キャラバン隊はパヴェには入ってこないので、パヴェの入り口に移動。
地元のチーム、コフィディスがチームグッズを配り、赤一色に染まる街。
最高のお祭りでした。
キャラバン隊から沢山お土産を貰ったら、コースへ戻り観戦待機。思ったよりも時間の余裕は無く、キャラバン隊が通り過ぎてから1時間くらいで選手達がやってきました。
世界的に有名な日本人フォトグラファーの砂田さん
アスタナチームはチームラジオでこまめに連絡を取っていました。
世界チャンピオンのサガンの調子は良さそう。
落車直後のMichal KWIATKOWSKI(元世界チャンピオン、現ポーランドチャンピオン)の表情からも過酷さを伺うことが出来ます。
フルームのサポートを終えたチームスカイのアシスト陣はボロボロです。
観客のプロさを感じるイベントでした。
とにかく絵になりますね。最高でした。
最後尾の選手が通ってからホウキ車(ボワチュールバレ)が通るまで約15分。あっという間に皆が撤退し、30分後には誰も居ませんでした。サイクルロードレースが文化としてしっかり根付いていることを感じる素晴らしい経験でした。
ちなみに、ライブ中継にしっかり写っていたようで、日本の友人からライブ映像のスクリーンショットが届きました笑
映ったら嬉しいねー。という話をしていたのですが本当に映るとは思っていなかったのでこちらも大興奮。
前日ルーベに宿泊した僕たちはパリに宿泊予定だったので、一路パリへ。トイレ休憩とアイスクリーム補給の為に立ち寄ったパーキングエリアではキャラバン隊のスタッフが再集合し、勝手にプロジェクターをセットし、ワールドカップの決勝を見始めました。そりゃ20年ぶりですからね、ワールドカップのほうが注目度高いです。
パリのホテル到着直後にフランスの優勝が決まり、その場に居たホテルスタッフに「Congratulations!!!」と声をかけ、夕飯を食べに出るついでにパリ市内へ。
治安とは?というレベルの盛り上がりでしたが、どれだけ盛り上がっても何だかんだ治安が良かったのはフランスが優勝したからでしょう。
翌日はフランスのデカスロンという大手スポーツショップを探検し、昼過ぎからルーブル美術館へ。夕方のTGVを予約していたので駆け足で回りましたが、相変わらずサモトラケのニケは美しかったです。
翌日からエジプトに行く親友とはパリ北駅で別れ、僕はパリ北からリールまでTGV、リールからセントパンクラスまでユーロスター。彼のおかげでとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。今年のスポーツシーンの素晴らしい瞬間を2つも同日に経験出来て素晴らしい週末になりました。(彼はル・マンでのトヨタ優勝も現地で見たそうで、何という幸運…)
偶には研究から離れたヨーロッパ感あふれる週末も良いな。と思った週末でした。(藤原)
偶には研究から離れたヨーロッパ感あふれる週末も良いな。と思った週末でした。(藤原)