2019/07/26

研究室生活について 【イギリス:KCL】

こんにちは、Mihoです。研究室生活も残り1カ月となりました。

今回は私の研究室生活について書きたいと思います。以前にも少し書きましたが、私が派遣されているのはLiu's Labです。Liu's LabはFaculty of Dentistry, Oral & Craniofacial Scienceという分野に所属しています。



ラボのメンバーはDr, Postdoc, PhD, MSc students合わせて5人です。もともとDentistryを専攻していた方もいればそうでない方もいます。私のsupervisorsはPostdocの方ですが、皆とても優しくしてくださいます。私が研究で分からないことがあって聞きに行っても、私の拙い英語を理解しようと耳を傾けてたくさんのアドバイスをくださって本当に助けられています。
皆とてもFriendlyで仲が良いです。ラボのメンバーのうちの誰かのプレゼンが終わった日やupgradeなどのお祝いがあると、普段よりも早く終わらせて17時頃からパブにみんなで飲みに行ったりしました。
ラボで研究しているときはお互いの意見を言って議論したりしていて皆研究に対して真面目です。オンオフの切り替えがしっかりしているこのラボが私は大好きです!

毎週いくつかmeetingがあり、私も参加させていただいています。内容が難しくて英語が聞き取れないことが多いですが…(笑)
月曜日は15時から16時までTri-group meetingという27階のラボのうち3つのラボが集まって行います。PhDの方が自分の研究についてプレゼンを行って、それについて皆で意見を言い合うというような感じです。
木曜日は12時から13時までDepartmental Seminarという外部で研究をしている方や他の階で研究を行っている方のプレゼンを27階の皆で聞くというような感じです。また、14時から16時まではラボのメンバーだけのGroup meetingがあり、自分の研究のアドバイスをお互いにもらったりしています。
ラボ内だけでなく、他の研究室との連携がしっかりしていることはとても良いなと思います!

研究内容について少し書きたいと思います。
私が現在やっている研究は大きくまとめると「頭蓋骨の発生のメカニズム」についてです。その中で2つのAimがあり、1つが「創傷治癒における頭蓋骨とその周囲の組織の変化」についてで、もう1つが「頭蓋縫合早期癒合症をもつFuzマウスにおける頭蓋骨とその周囲の組織の変化」についてです。

これまでに染色を学んだり、パソコンでのFigureの作り方や画像処理、統計学処理、microCTの使い方を学んだり、DNA preparationやPCR、電気泳動を学んだり、マウスのdissection、Paraffin Embedding、microtomeを用いたcutting、mountingを学んだりしました。

私は今まで研究室に通っていたわけではなかったので、今回の研究実習が研究自体初めてです。難しいテーマなのですが、様々なことが新鮮で新たなことをたくさん学べるので興味深いです。
しかし、マウスを用いた研究を行っているので、マウスがなかなかpregnantにならなかったりして、すべてが計画通りに進んでいるわけではありません。残り1カ月で研究の目途が立つのか不安です…

今回は文字ばかりになってしまったので、最後に…(笑)

先日Kensington Gardensに行ったときに出会えたリスです!ナッツをあげると食べてくれてその姿が本当に可愛らしくて癒されました☺