2018/08/12

Imperial War Museum London&Duxford/the Tank Museum【イギリス:KCL】

ちょっと濃ゆい博物館の紹介でも。
第二次世界大戦のBattle of Britainで空を飛んだ機体が今も毎日飛んでいます。

いつにも増して絵日記です笑

国の歴史を語る上で絶対に外せないのが戦争。戦争から学ぶことは数多くあり、愛国心はそういった土壌から育っていくのかもしれません。移民が過半数を絞めるイギリス、一つの国としてUniteするために大きな役割を果たしているのがImperial War Museum(帝国戦争博物館)だと感じました。

まずはロンドンにあるIWMから。
僕の住んでいるフラットから徒歩10分ほどのところにあります。
入った瞬間に目に飛び込んでくるのはハリアー。

そして、奥にはナチス・ドイツのV-1、V-2ミサイルもあります。
また、必ず展示してあるのがスピットファイア。
個人的にはハリケーンのほうが好みなのですが、バトル・オブ・ブリテンで本土を守りきったプライドが今もなお息づいているのがよくわかります。

上記のV-1、V-2ミサイルだけでなく、他国から鹵獲した兵器も数多く残っています。
これはイタリアの作った人間魚雷。
正にビアンキのチェレステカラーの元となった色に塗られた船体を見て、写真を撮らずにはいられませんでした。


今回、日本から来た友人が世界最大の戦車のコレクションを誇るthe Tank MuseumとWW2の時に使われた戦闘機が毎日飛び続けているIWM Duxfordに行きたいということで、便乗して行ってきました。ここまで濃ゆい博物館は日本には存在しないので、航空機/戦車好きな方は必ず訪れたほうが良いと感じました。

土曜日に向かったのはthe Tank Museum。
見てください。このテンション。
初日からノリノリです。

僕は周りの戦車演習場の標識でテンションMaxです。

戦車横断注意。とか初めて見ました笑


中はWorld of Tanksとのコラボで作られたティガーゾーンがあったり
貸し出されているエレファントもあるよ!!!

僕が一番好きな戦車、ゴリアテが置いてあったり
*奥にはヤークトパンターです'`,、('∀`) '`,、

と、戦争関連の展示内容は頭からぶっとび、興奮で既に記憶が怪しくなってきています。


翌日はケンブリッジにあるDuxfordへ。

到着後、いきなり戦闘機のエンジン音が。聞こえた瞬間に周りの人がスピットファイヤだ!って騒いでてドン引きしたのですが、僕の友達は「マーリンエンジンだ!」って叫んで消えました。僕はダンケルク未履修なのでよくわかりませんでした。(ちなみに翌週ダンケルクを見て、なんで先に見て行かなかったんだ…となったのは内緒です。ロールスロイスエンジンは澄んだ音がしますね。ええ。スピットファイアは最高です。)

入場料を払って中に入った瞬間に飛び込んできたのは空飛ぶスピットファイア。そりゃ戦闘機は空を飛ぶのに決まっているのですが、第二次世界大戦で使われた機体ですよ…。心底びっくりしました。


展示内容も素晴らしく、ユーロファイター・タイフーンの試作機があったり

コンコルドのデータ取り用の機体があったり

ランカスターだけじゃなく、ダムバスターもあったり

ジャギュアに

ハリアー

BACライトニングまで…

注)ここまでで1個目のエリアです。全9エリアあります。

で、外に出たらスピットファイアが飛んでいるわけです。眼の前で。

ここは飛行機ヲタクにとっての天国か???
と、なるわけですね。ええ。


便宜上、3~7まではここでは触れないことにして、8個目のエリアは
アメリカコーナーです(・∀・)ニヤニヤ

A-10サンダーボルトに号泣しつつ

SR-71が…(アメリカ国外にある唯一の機体です)

ブラックバード…これがブラックバードですよ…

この機体をマッハ3で飛ばすエンジンまで。

普段ならウホウホ言って喜ぶB-29とかF-15とかがどーでも良くなってしまいました。


ちなみに便宜上飛ばした3~7には
バッカニアや

Mig-21なども。

(感の良い方ならこの辺りで気がついたかもしれませんが、藤原はエリア88ファンです。)



ちなみに、スピットファイアの遊覧飛行は約50万円で30分、約70万円で1時間体験出来るそうです。

良いなぁ…と指を加えて見つつ、当然無理なので我々は£4のシミュレーターに乗り込みました。
WWⅡ当時のBf109視点の実映像をシミュレーター化したもので、£4とは思えないほどのクオリティでした。凄かった。



常日頃から日本人に足りないものは愛国心。だと言っているのですが、何故愛国心が育たないか…というのが何となくわかったような気がした2日間でした。



ちなみに、一切最近触れていない研究は、現在最先端の取り組みをやっている関係で何も書けなくなってしまいました'`,、('∀`) '`,、
とりあえず順調。なのかな?'`,、('∀`) '`,、
(藤原)